古民家カフェかつ山

OCHA TIMES
古民家カフェかつ山

茶栽培から製茶までしている「かつやま製茶」が運営する古民家カフェかつ山

静岡市内を流れる安倍川・藁科川流域は、昔からお茶の栽培が盛んな地域で、上質な緑茶が生産される「本山茶産地」と呼ばれている。「古民家カフェかつやま」は、この産地で茶栽培から製茶まで一貫して行っている「かつやま製茶」が納屋だった部屋を改築して作り上げたカフェです。
入口のすぐ右側に受付・販売店があり、そこで茶葉を購入したりカフェメニューを注文することが出来ます。ランチなどは事前に予約が必要です。 他にもジャムやパンなどいろいろ豊富なメニューがあります。

最初に入口の受付・販売店でカフェメニューを注文し、そして奥の古民家カフェのイートインスペースに行くという流れになります。

注文後古民家カフェに向かい、案内された席に座り注文した品が届くのを待つ。

部屋は大部屋から小部屋まであります。冬に訪れるとヒーターでもエアコンでもなく、ストーブや火鉢で暖をとる辺りは古民家カフェとして良い雰囲気。


↓極上やぶきたとぜんざいのセット。

三煎目までは通常の飲み方で頂き、四煎目は玄米を加えて玄米茶として楽しめる。

すぐ近くにはドックランもあり家族連れや犬連れの方が古民家の縁側でくつろぎながら癒しのひとときを過ごせる。

外の縁側でくつろぐこともできます。家族と犬が楽しく過ごすことが出来るつくりになっており、リピーターが多いようです。2階にも、休憩できるお部屋があります。

かつやま製茶のご主人にお話を聞かせていただきました。


かつ山さん「私はお茶はかなり長くやっている。二十歳の頃から初めてもうずっとだ。 ここのお茶は全て自園自製で出している。」

—「もう二十年以上になるんですか。この近隣となると傾斜の茶畑になるからキツイそうですね。 」

かつ山さん「ただでさえ、静岡の山間の茶畑は斜面での作業が多い。その上で自然が相手なんだ。霜がおりたりしたら、すぐにダメになる。 」

—「霜が降りたら何故駄目になるんですか? 」

かつ山さん「茶畑に霜が降りたら芽が潰れてしまうからね。霜を防ぐ為に上の温かい空気を送りこんで霜を防ぐんだ。あのプロペラで風を送り込んでいる。」


—「あのプロペラはそういうことなんですか。初めて知りました。この古民家カフェかつ山はドッグランがありますよね。あれはどういうコンセプトなんでしょう? 」

かつ山さん「もともと親しい方の空き家を借りて、全部整地して自分で作ったんだよ。資材まで全部手作りだ。一年に6,7回は草を刈る手入れも必要なんだ。」

—「全部手作りというのは凄いですね。静岡茶屋シリーズのなかでもドッグランがある店というのはまた珍しいです。」

かつ山さん「静岡のいろんな所に静岡茶屋という旗はあるけれどね。もし本当に美味しいお茶を飲むのであれば、そのお茶を作った所の水でお茶を飲むのが一番なんだよ。」

—「なるほど、松島園という茶農家も言っていました。美味しいお茶は作った農家にある水で飲むのが一番美味い、と。日本酒と似てますね、日本酒も酒を作ったところの水を「和らぎ水」としてチェイサー代わりに飲むのが勧められているのです。」

かつ山さん「うん、不思議なことだね。そういえばこの間、紅茶を作ったんです。紅茶作りもとても楽しかった。よかったら少し分けてあげるよ。」

—「紅茶ですか、発酵もすべてご自身でやられるんですか?」

かつ山さん「うん、なかなか紅茶作りも面白いものだね(笑)」

—「世界では日本茶ブームです。静岡にはフランス人が日本茶を学びに来ているということもあります。食や芸術に精通しているフランス人が認めているんです。発信の仕方できっとリーフの日本茶は復興すると思います。」

かつ山さん「そう、静岡茶の質は確かに良い。そこから良いビジネスに繋がる可能性は確かにあると思う。中国では時間をかけてしっかり休む。ちゃんとお茶を淹れて休む時間をとることがカッコイイ文化として認められているんだろう。ただ日本ではそれがない。生活スタイルの変化もあるのかもしれないけれどね。」


美味しいお茶にかつ山製茶のご主人とのお話。とても楽しいひとときを過ごす事が出来た。

古民家カフェかつやまでは本山茶を中心とした静岡茶のほかにも、一年を通していろんな農作物の栽培やイベントを開いています。詳細はホームページにてチェックしてください。

以上、編集長による古民家カフェかつやまのレポートでした。

お店の情報

住所 〒421-0133 静岡市駿河区鎌田71-14
ホームページ http://mizumiiro.p-kit.com/
電話番号 054-279-0024
電子マネー・カード決済
営業時間 かつやま製茶 9:00 ~ 17:00
(火~日曜日)古民家カフェ 10:00 ~ 16:00
(金・土・日)
定休日 不定休
駐車場 あり
アクセス  JR静岡駅からは、市内を流れる安倍川に架かる安西橋を渡り、国道362
号線を藁科川沿いに北西方向へ約10㎞、その間、トンネルを2つ通り抜け
数百メートル、2つ目の信号を右折。 (JA中藁支店前の信号)
水見色川沿いに上ること4㎞。水見色小学校を目指してください。
小学校を通り過ぎ、直進500mほどで十字路があります。
バスの終点、水見色です。この十字路を左折、180m上る

関連記事