古民家カフェかつやま

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古民家カフェかつやま
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安倍川・藁科川流域の「本山茶産地」にある古民家カフェかつやまのカフェメニュー

入口から右側に受付・販売店があり、茶葉の購入やカフェメニューの注文をします。

↓入ってすぐ目の前に注文表が置かれている(メニューは旬の季節の食材と併せての提供になるので、その時々によって変わります)

注文を済ませたら、奥にある古民家カフェスペースに向かいます。

席に座り寛いで待っていると、注文したメニューが来ます。
↓「極上やぶきた」と、ぼたもちセット。

↓山のお茶ならではの、山吹色の水色。確かな旨味と鼻に抜ける香りのバランスが素晴らしい。

↓手作りの(きな粉とつぶあん)ぼたもちがお茶にとても良く合う。

↓「大井早生(おおいわせ)」と(水切りヨーグルト付き)干し柿とマーマレードセット

↓大井早生ならではの爽やかな香味は、干し柿とマーマレードとの相性も良い。

↓極上やぶきたとぜんざいのセット。

提供されているお茶は、三煎目までは通常の飲み方で頂き、四煎目は玄米を加えて玄米茶として楽しむことが出来る。


他にジャムやパンなど、いろいろ豊富なメニューがあります。ランチなどは事前に予約が必要。
↓おかあさんの味 「天然酵母パンセット」

↓おかあさんの味 「おにぎりセット」

170年前の古民家を改築して作り上げたカフェ

「古民家カフェかつやま」とは、茶栽培から製茶まで一貫して行っている「かつやま製茶」が170年前の古民家を改築して作り上げた、静岡県水見色の山中にある古民家カフェ。部屋は大部屋から小部屋まであり、冬に訪れるとストーブや火鉢で暖をとれる。

懐かしい雰囲気が感じられ、騒音の無い、ゆったりとした静かな時間に浸れます。

2階にも休憩できる部屋がある。

すぐ近くにはドックランがあり、家族連れや犬連れの方が古民家の縁側でくつろぎながら癒しのひとときを過ごせる。

かつやま製茶代表の勝山壽夫さんにお話を聞かせていただきました。


勝山壽夫「ようこそ、おいでくださいました。カフェの居心地はどうですか?」

―「とても雰囲気が良くて、ゆっくりと寛げます。」

勝山壽夫「それは良かった(笑)

このカフェの経営は全て自分達でやっています。
お客さんに楽しんでもらえているかどうか、ちゃんと確認して
私達の自己満足にならないようにするのが大切です。

和室、縁側、庭、どこでもお客さんの好きな場所を選んで、自由に寛いでください。

中国では、休む時は時間をかけてしっかり休む。ちゃんとお茶を淹れて休む時間をとることがカッコイイ文化として認められている。
ただ日本ではそれがない。生活スタイルの変化もあるのかもしれないけれどね。

ここに来たお客さんには水見色の田舎の風景や茶畑の景色を感じながら、ゆっくりと楽しんでいって欲しいんだ。

↓古民家を再生し、カフェとして蘇らせた勝山さんの手腕は高い評価を受けている。

―「ドックランがある古民家カフェというのは珍しいですね。 」

勝山壽夫「近隣の耕作放棄地を何かに利用できないかと考えて、思いついたのがドッグランなのです。親しい方の空き家を借り、自分で全部整地して作りました。無料で開放しているので、そちらも是非利用して楽しんで頂きたい。」

↓資材まで全部手作りのドックラン

―「お茶も美味しかったですが、おはぎ、干し柿もとても美味しい。個人的には、生姜の漬物の美味しさに感動しました。これはいくらでも食べていられる気がします。」

勝山壽夫「メニューは自分達で作っています。おはぎ、干し柿、ヨーグルト、生姜も全て自家製。食材も基本的に水見色産を使う。
たまに、よその地方の農家から分けてもらった農産物を使う事もあるけれどね(笑)」


三十年以上に渡る自園自製のお茶作り

勝山壽夫「現在、ここのお茶づくりは全て自園自製です。私がお茶作りを始めたのは二十歳の頃から。なので、もう三十年以上お茶を作り続けていることになる。」

↓かつやま製茶のお茶。緑茶から和紅茶まで揃っている。

勝山壽夫「静岡の山間の茶畑は基本的に斜面が多い。傾斜の農地で自然相手に仕事をするのは本当に大変です。

冬になると山間は特に冷え込む。
もし茶畑に霜がおりたりしたら、芽が潰れてお茶が駄目になってしまうから、霜を防ぐ為に、プロペラで茶畑に温かい空気を送りこんでいる。そうして、茶畑に霜がおりるのを防ぐようにしています。」

↓霜を防ぐために茶畑に設置されているプロペラ

本当に美味しいお茶を飲むのであれば、そのお茶を作った所の水でお茶を飲むのが一番

勝山壽夫「本当に美味しいお茶を飲みたいというのであれば、そのお茶を作った所の水でお茶を飲むのが一番なんだ。

—「川根の松島園という茶農家の園主も同じことを言っていました。お茶を作った農家にある水で淹れたお茶が一番美味い、と。
そういうところは日本酒と似てますね、日本酒も酒を作った所の水を「和らぎ水」としてチェイサー代わりに飲むことが勧められているんです。」

勝山壽夫「そう、不思議なことだよね(笑)」

—「世界で日本茶の質は高く評価されている。
世界的に食や芸術に精通しているフランス人が静岡のお茶の質を認め、静岡に日本茶を学びに来るということもあるくらいです。そのことから分かるように、お茶が衰退する原因は質ではなく、発信の仕方にある。
逆に言えば発信の仕方次第で、静岡のお茶は復興すると思っています。

勝山壽夫「うん、静岡茶の質は確かに良い。そこから良いビジネスに繋がる可能性は確かにあると思うよ(笑)」

古民家カフェかつやまの情報・購入方法

住所 〒421-0133 静岡市駿河区鎌田71-14
ホームページ https://mizumiiro.p-kit.com/

(↑古民家カフェ かつやまのホームページ

ネットでかつやま製茶のお茶を購入出来ます)

電話番号 054-279-0024
電子マネー・カード決済 カード対応済み
営業時間 かつやま製茶 9:00 ~ 17:00
(火~日曜日)古民家カフェ 10:00 ~ 16:00
(土・日)
定休日 不定休
駐車場 あり
アクセス  JR静岡駅からは、市内を流れる安倍川に架かる安西橋を渡り、国道362
号線を藁科川沿いに北西方向へ約10㎞、その間、トンネルを2つ通り抜け
数百メートル、2つ目の信号を右折。 (JA中藁支店前の信号)
水見色川沿いに上ること4㎞。水見色小学校を目指してください。
小学校を通り過ぎ、直進500mほどで十字路があります。
バスの終点、水見色です。この十字路を左折、180m上る

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