静岡駅周辺のお茶カフェ9選!日本茶とスイーツおすすめ店鋪をご紹介

OCHATIMES編集部
静岡駅周辺のお茶カフェ9選!日本茶とスイーツおすすめ店鋪をご紹介

静岡は日本で有名なお茶の生産地であり、全国から様々なお茶が集まる有名な茶市場でもあります。静岡県内にお茶屋は500軒以上あり、静岡市内だけでも120軒以上のお茶屋がある、お茶屋の激戦区。この記事では、静岡駅周辺から10分程度で行くことが出来て、手軽に静岡茶を楽しめる選りすぐりのお茶カフェを9店舗紹介していきます。

静岡駅周辺のお茶カフェ

静岡駅周辺には徒歩やバスを使い10分程度で行ける距離に沢山のお茶カフェがあります。テイクアウトが充実しているお茶カフェが多いので、美味しい静岡茶を片手に静岡の街並みを楽しめます。

それでは早速、静岡駅周辺のお茶カフェをご紹介します。

しずチカ茶店一茶

しずチカ茶店一茶

静岡駅より徒歩一分、駅北口地下広場に店を構えるしずチカ茶店一茶は静岡市内約50社のお茶屋の丹精込めて作ったお茶が集うお茶カフェです。静岡市内約50社のお茶屋の協力のもと実現した圧倒的な品揃えに加えて、全品一律500円という特別価格は静岡茶PRの本気度の強さが感じられます。

しずチカ茶店一茶に集ったお茶は、カフェメニューとしての提供もされています。お茶を熟知したスタッフが急須で丁寧に淹れてくださるので、本格的な日本茶が手軽に楽しめると人気です。テイクアウトドリンクも充実しており、静岡茶を静岡の地酒で割った緑茶割りも提供されるなど、静岡茶の魅力を活かしたメニュー開発にも余念がありません。

飲んでみて気に入ったお茶をそのまま物販コーナーで購入できる利便性とアクセスの良さから多くの人で賑わうお茶カフェです。

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【テイクアウト】あり
【住所】〒420-0851 静岡市葵区黒金町49-1 JR静岡駅北口地下広場(しずチカ内)
【アクセス】静岡駅より徒歩1分
【駐車場】なし
【営業時間】10:00~19:00(LO18:30)
【定休日】水曜日(祝日の場合は翌営業日)年末年始
【電話番号】054-253-0030
【席数】カウンター4席 テーブル2席

CHA10(チャトウ)

cha10

静岡駅から徒歩10分の距離、鮮やかなブルーの外観が特徴的な「オーガニック抹茶スタンドCHA10(チャトウ)」。老舗茶商カクニ茶藤の有機茶を使用したカフェメニューが人気のお茶カフェです。

海外輸出にも力を入れているカクニ茶藤は、海外市場のオーガニック志向の高さにいち早く対応し、有機JAS認定を得た高品質な有機栽培のお茶を取り扱っています。CHA10(チャトウ)ではお茶は勿論のこと、スイーツやお茶菓子にまで有機JASを取得した原料を使用しておりオーガニックに対する強いこだわりが感じられます。

店内の壁面にはプロジェクターでメニュー表が投影されており、まるでお洒落なBARのような雰囲気。人気メニューは、お茶の中に窒素を充填して力強い旨味を引き出した「NITORO抹茶」や豆乳を使用したスイーツ。健康、美容志向の高い若い女性を中心に人気のお茶カフェです。

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【テイクアウト】あり
【住所】〒420-0839 静岡市葵区鷹匠1丁目11−6
【アクセス】新静岡駅から徒歩5分
【駐車場】なし(近隣にコインパーキングあり)
【営業時間】9:00~17:00(イートインは18:30まで)
【定休日】火曜日
【電話番号】054-204-2210
【席数】14席

chagama(チャガマ)

chagama

新静岡駅より徒歩10分。鷹匠の閑静な住宅街に溶け込むように佇むChagama(チャガマ)は老舗茶問屋マルモ森商店が運営するお茶カフェです。

「若い人にもっと自由にお茶を楽しんで欲しい」というコンセプトのChagama(チャガマ)には壁一面を埋め尽くすように茶壷が陳列された試飲コーナーが設けられています。試飲できるお茶は煎茶、和紅茶からイタリアンを感じさせるバジル風味のフレーバーティーまで常備70種類以上。お店の方が急須で一杯一杯丁寧に淹れてくださります。

エスプレッソマシーンで淹れたお茶やコーヒーなどの様々なカフェメニューも充実しています。テイクアウトした煎茶ラテや煎茶モヒートを片手に鷹匠を散策してみてはいかが。

週末の夜はchagamanightとしてBAR(現在は休止中)に変わり、お茶専門店の本格的な日本茶とお酒が見事にマッチした味わいはお酒好きも日本茶好きも唸らせます。伝統を大事にしながらも新しいお茶の魅力の発信に挑戦し続けているお茶カフェです。

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【テイクアウト】あり
【住所】〒420-0839 静岡県静岡市葵区鷹匠2丁目10−7
【アクセス】新静岡駅より徒歩10分
【駐車場】なし(近隣にコインパーキングあり)
【営業時間】10:00~19:00
【定休日】月曜日
【電話番号】054-260-4775
【席数】4席

日本茶きみくら静岡呉服町店

静岡駅から徒歩10分の距離にある日本茶きみくらは深蒸し茶を中心としたお茶カフェです。有名な深蒸し茶の産地である掛川に本拠地をもつ創業80年を超える丸山製茶が運営しており、2022年4月に初めてとなる掛川市外への出店。

入口正面に設置された小売りコーナーに併設されたカフェスペースでは、掛川深蒸し茶を中心とした日本茶専門店ならではの本格的な日本茶をいただけます。

カフェ受付では整理券が発券されており、印刷されたLINEQRコードを読み込めば、順番待ちの時間をスマホに通知してくれるので、呉服町通りを散策するなどしながら待つことができます。

カフェは、5~6種類の茶葉のサンプルのお茶(きみくらの庵、ほうじ茶、玉露、本山茶、季節のおすすめ茶など)のなかから、飲みたいお茶を選択し、それに合わせるスイーツをメニューから選択してお茶とスイーツをセットで楽しむ形式です。

幅広い選択肢の中から飲んでみたいお茶を選べるのは勿論、温度によって変わるお茶の香味、合わせるスイーツなど、洗練されたお茶の魅力の発信が体験できるお茶カフェです。

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【テイクアウト】なし
【住所】〒420-0031 静岡県静岡市葵区呉服町2-5-21 ノザレビル1階
【アクセス】静岡駅より徒歩10分
【駐車場】なし(近隣にコインパーキングあり)
【営業時間】10:00~19:00(茶寮LO / 18:00)
【定休日】年末年始
【電話番号】054-255-2000
【席数】カウンター6席とテーブル14席

MARUZEN Tea Roastery(マルゼンティーロースタリー)

静岡駅から徒歩15分、呉服町通りにあるMARUZEN Tea Roastery(マルゼンティーロースタリー)は、老舗製茶問屋丸善製茶が運営するお茶カフェです。白を基調としたシンプルで清潔感の感じられる外観は、スタイリッシュなデザインで東京を中心に人気の高いブランドLUCY ALTER DESIGNがプロデュース。

注目すべきは「お茶を焙煎温度帯別に選択して楽しむ」という、新しいお茶の楽しみ方。お茶は焙煎温度帯が高くなるほど香ばしく、低いほどフレッシュで軽やかな味わいに仕上がります。

店内には焙煎工房が併設されており、スタッフの方々が注文を受ける毎に温度帯別に茶葉を少量焙煎します。そうしてハンドドリップで丁寧に淹れてくださるお茶は、香り高く味わい深い感動の一杯になります。

スイーツメニューも充実しており、焙煎温度帯別に変化するお茶の味わいを楽しめるジェラートも人気。お茶を見て・香って・味わうといった濃厚なお茶体験ができるお茶カフェです。

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【テイクアウト】あり
【住所】〒420-0031 静岡県静岡市葵区呉服町2丁目2ー5
【アクセス】静岡駅より徒歩10分
【駐車場】なし
【営業時間】11:00–7:00
【定休日】火曜日
【電話番号】054-204-1737
【席数】24席

ななや

ななや

ななやとは、農林水産大臣賞を受賞した静岡抹茶の抹茶ジェラートで有名なお茶カフェです。運営するのは創業100年を超える老舗丸七製茶。

抹茶ジェラートはNo.1からNo.7まで濃さを7段階に分けて用意。最も濃厚なNo.7は、これ以上濃厚でかつ美味しい抹茶ジェラートは作れないと自負しており、メディアでも度々「世界で最も濃い抹茶ジェラート」と取り上げられています。

そんな「ななや」が京都三条店や渋谷青山店に次いで、2020年10月2日静岡駅から徒歩10分の呉服町通りに新店舗をオープン。1階は小売りやカフェメニューの受付、2階はイートインスペース兼イベント開催広場となっています。これまでには、世界中から集めたミネラルウォーターで淹れたお茶を飲み比べ、その香味の変化を体験するテイスティングイベントなどが行われています。今後も2階ではさまざまなイベントが行われていく予定とのこと。

店内のいたるところには、丸七製茶の「七」の文字が散りばめられているので、ショッピングやジェラートを楽しみながら、「七」の文字を探してみてはいかがでしょう。

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【テイクアウト】あり
【住所】〒420-0031 静岡市葵区呉服町2-5-12
【アクセス】静岡駅から徒歩10分
【駐車場】なし
【営業時間】11:00~19:00
【定休日】水曜日
【電話番号】054-251-7783
【席数】10席

紅葉山庭園立礼席

静岡駅北口を出て徒歩15分の距離に、かつて徳川家康が大御所として住んでいた駿府城跡を整備して作られた駿府城跡公園があります。その一角にある紅葉山庭園には本格的な静岡茶を甘味と一緒に楽しめる茶室立礼席が設えられています。

静岡駅北口を出て御幸通りを進むと、近代的な街並みのなかに荘厳なお堀や石垣が見えてきます。お堀に囲まれた駿府城跡公園に東門から入り、そのまま進むと紅葉山庭園へ着きます。静岡駅からここまでの所要時間は徒歩で15分ほど。

わずかな移動時間で近代的な街並みから歴史風情のあふれる玄関門の前にいることに、まるでタイムスリップしているかのような印象を覚えます。紅葉山庭園は茶室立礼席の他、里の庭、海の庭、山里の庭、山の庭の4つの庭に分かれており、彩り豊かな自然を楽しめる絶好の散策スポットでもあります。散策途中の休憩場として利用するのも良いでしょう。

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【テイクアウト】なし
【住所】〒420-0855静岡県静岡市葵区駿府城公園1-1
【アクセス】静岡駅より徒歩15分
【駐車場】なし(近くにコインパーキングあり)
【営業時間】9時から16時30分(※入園は16:00まで)
【定休日】月曜日(祝日の場合は営業)
【電話番号】054-251-0016
【席数】約8席

T’s green omachi(ティーズグリーンオマチ)

静岡駅より徒歩15分の距離にあるT’s green omachi(ティーズグリーンオマチ)は煌びやかに彩られたお茶とスイーツのセットが人気のお茶カフェです。

静岡市駿河区鎌田にあるお茶カフェ「T’s green」の姉妹店であり、両店舗で提供しているお茶は、店主神谷さんの親戚の茶農家から直送している深蒸し茶。お団子、饅頭、パウンドケーキ、チョコレートなどのお茶菓子は全てお茶に合うように工夫された味付けになっています。

華やかな店内の雰囲気に調和するように、盛り付けられたスイーツはまるでアートのようだとSNS上で話題に。お茶の小売り販売やテイクアウトも受け付けており、お茶と一緒にかりんとう饅頭やお団子をテイクアウトする人も多くいます(要事前予約)。

視覚と味覚で「お茶とスイーツの美味しい関係」を堪能することができると若い女性を中心に人気のお茶カフェです。

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【テイクアウト】あり
【住所】静岡県静岡市葵区七間町16-7 OMACHIビル 1F
【アクセス】静岡市役所より徒歩約15分
【駐車場】なし(近くにコインパーキングあり)
【営業時間】10:00~19:00(オーダーストップ18:30)
【定休日】不定休(ホームページやカレンダーに月の定休日が載っています)
【電話番号】054-272-7610
【席数】10席

茶町KINZABURO(キンザブロウ)

茶町KINZABURO

静岡駅ロータリーから静鉄バスに乗車し約10分の距離にある茶町KINZABURO(キンザブロウ)はお茶と手作りスイーツが人気のお茶カフェです。1階ではお茶やスイーツの小売り、カフェメニューの受付け、2階はゆったりと寛げるイートインスペースになっています。

運営するのは創業105年目の前田金三郎商店、店主の前田冨佐男さんはあらゆる賞を獲得したお茶のトップエンターテイナーです。お茶のマリアージュの素晴らしさを発信したいと、11種類のフレーバーティーの無料試飲サービスを提供、またオリジナルの手作りワッフル「茶っふる」は静岡市の逸品として葵プレミアムに選出されています。

日本茶の中心地「茶町」で時代と共に移り変わるお茶の魅力を堪能できる、と地元のみならず県外からも多くの人が訪れるお茶カフェです。

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【テイクアウト】あり
【住所】〒420-0018 静岡県静岡市葵区土太夫町27
【アクセス】静岡駅8A(ロータリー郵便局側)120番井の宮線または、6番西部循環 中町まわりのバスに乗り安西二丁目厚生病院前で下車。広い通りを渡って次の信号から30m先の左側にあります。
【駐車場】あり
【営業時間】9:30~18:00。日・祝10:00~17:00(イートインスペースは閉店の一時間前に終了)
【定休日】水曜日
【電話番号】054-252-2476
【席数】22席

静岡駅周辺のお茶カフェまとめ

今回は交通アクセスの良い静岡駅周辺に絞ってお茶カフェをご紹介しましたので、美味しい静岡茶を味わってみたいという方は巡ってみてはいかがでしょうか。静岡県にはまだまだ沢山の美味しいお茶カフェがありますので、そちらも紹介していく予定です。

本場の静岡茶を是非楽しんでみて下さい。

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この記事を書いた人 Norikazu Iwamoto
経歴 「静岡茶の情報を世界に届ける」を目的としたお茶メディアOCHATIMES(お茶タイムズ)を運営。2021~23年に静岡県山間100銘茶審査員を務める。静岡県副県知事と面会。お茶タイムズが世界お茶祭りHP、お茶のまち静岡市HP、静岡県立大学茶学総合研究センターHP、農林水産省HPで紹介される。地元ラジオやメディアに出演経験あり。

 

英訳担当 Calfo Joshua
経歴 イギリス生まれ育ち、2016年から日本へ移住。静岡県にてアーボリカルチャーを勉強しながら林業や造園を務めています。カルフォフォレストリーを運営。日本の自然を楽しみながら仕事することが毎日の恵み。自然に重点を置く日本の文化に印象を受けて大事にしたいと思ってます。

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