日本茶きみくらのブランド「貴美蔵」 が届けるお茶の魅力と愉しみ方【静岡県・掛川市・静岡市】

OCHA TIMES
日本茶きみくらのブランド「貴美蔵」 が届けるお茶の魅力と愉しみ方【静岡県・掛川市・静岡市】

静岡県掛川市は静岡県の中でも有数のお茶の産地であり、主に作られているのはコクと甘味が特徴的な深蒸し茶です。今回、取材させていただいた「日本茶きみくら」は掛川駅から車で8分のところにある掛川深蒸し茶を中心とした日本茶専門店で、1階は日本茶や茶菓子や茶器の販売、2階は高品質なお茶を楽しめる茶寮となっています。同市内にカジュアルにお茶の魅力を発信するKIMIKURA CAFE も運営しており、2022年4月には静岡呉服町店をオープン。掛川深蒸し茶を中心とした日本茶の魅力の発信に積極的です。

この記事では、「日本茶きみくら」の魅力やカフェメニューの紹介、ブランド立ち上げ秘話など、店長へのインタビューも交えてお伝えしていきます。

日本茶きみくらとは

日本茶きみくらとは、掛川深蒸し茶を中心に全国の茶産地のお茶を取り扱っている日本茶専門店です。運営するのは創業80年を超える製茶会社丸松製茶。現在、掛川に2店舗、静岡市に1店舗を持っています。

日本茶きみくら掛川本店

住所:〒436-0016
静岡県掛川市板沢510−5
駐車場:あり
アクセス:東名高速道路 掛川から 車で5分
電話番号:0537-24-6008
営業時間:1階 10:00 ~ 18:00
2階 10:00 ~ 18:00(LO17:30)
定休日:毎週火曜

茶産地掛川の自然に調和するように佇む木造の外観の日本茶きみくら掛川本店。すぐ傍にある運営元の丸山製茶会社から、豊富な種類のお茶が新鮮な状態で届けられており、小売りやカフェ共に充実したラインナップになっています。

2階の茶寮は、お洒落で高級感ある雰囲気のカフェになっており、大窓から覗く手入れの行き届いた日本庭園は眺めているだけで癒されます。そんな優美な日本庭園を眺めながら日本茶専門店ならではの本格的なお茶と地元食材を活かした食事や抹茶スイーツを楽しんでみてはいかがでしょう。

日本茶きみくら掛川本店を囲む自然の四季折々の変化に合わせて、お茶やカフェメニューがリニューアルされていくので一年通して楽しめます。

日本茶きみくら静岡呉服町店

住所:〒420-0031 静岡県静岡市葵区呉服町2-5-21 ノザレビル1階
アクセス:静岡駅から徒歩10分
電話番号:054-255-2000
営業時間:10:00~19:00(茶寮LO / 18:00)
定休日:年末年始

2022年4月、静岡駅から徒歩10分ほどの距離に、白を基調とした優雅な雰囲気の日本茶カフェ日本茶きみくら静岡呉服町店がオープンしました。入口正面に設置された小売りコーナーに併設されたカフェスペース(カウンター6席とテーブル14席)では、掛川深蒸し茶を中心とした日本茶の魅力を体験できます。

料亭を思わせるような高級感ある雰囲気のカウンター席では、スタッフの方が目の前で丁寧にお茶を淹れてくださり、その様子を間近に眺めることができます。湯呑から立ち昇る湯気が合図だったかのように、ふわっとお茶の香りに包まれる。そんな瞬間に心が癒されていきます。事前に伝えれば、お茶を淹れるお湯の温度も調節してくれます。

すぐにお湯の入ったポットが届きますので、2煎目からは自分で淹れても、お願いしたスタッフの方に淹れて頂くこともできます。

メニュー内容は、自慢の日本茶きみくらのお茶5種類(きみくらの庵、ほうじ茶、玉露、本山茶、季節のおすすめ茶)から1つ選択し、メニューに掲載されているスイーツとセットで楽しむ形式です。掛川本店同様、季節によって用意するお茶やスイーツの種類が変わります。(日本茶きみくら呉服町店のカフェメニューはホームページから確認できます)


KIMIKURA CAFE(きみくらカフェ)

住所:〒436-0043
静岡県掛川市大池2242-1(大池公園内)
ペットOK / Wi-Fi使用可能
アクセス:東名 掛川インターより車で約15分
電話番号:0537-25-7744
営業時間:10:00 〜 18:00(スイーツ LO 17:30)
フード・ランチ 11:00 〜 14:00
定休日:年末年始


総合体育館さんりーなに隣接するKIMIKURA CAFEは、健康的にカジュアルにお茶を楽しむスタイルを発信する日本茶カフェです。
メニューは豊富なドリンク類からワンプレートの軽食まで様々、イートインまたはテイクアウトも受け付けています。開放感あるテラス席でペットと一緒にお茶や軽食を楽しんだり、テイクアウトしたドリンク片手に大池公園を散策してみても良いでしょう。

日本茶きみくら掛川本店のカフェメニュー

日本茶きみくら掛川本店2階の茶寮では、日本茶専門店ならではの高品質な日本茶と、日本茶にあうお菓子やスイーツが楽しめます。ここでは少しだけそのメニューをご紹介します。

抹茶づくしセット

開店当初から人気の抹茶づくしセットではお茶を深蒸し茶、抹茶などから選ぶことができます。(写真は抹茶を選択したものになります)
抹茶ゼリー、抹茶アイス、抹茶餡、わらび餅、白玉がごろごろと入ったところに、仕上げの抹茶蜜をたっぷり贅沢にかけていただきます。

上品で控えめな甘さと、抹茶のいい香りやほろ苦さがとてもマッチしており、抹茶好きにはたまらない抹茶づくしの逸品です。

▲濃いめの抹茶ソースがよく合います。

デザートとスッキリと合わせたい場合には深蒸し茶がおすすめ。奥深いコクと自然な甘味が感じられるお茶がよく合います。

掛川抹茶パフェ

豊富な素材を使用した一番人気の掛川抹茶パフェ。エグみのない爽やかな抹茶の味わいがクセになりそうです。

濃厚な抹茶ソースをかけることで、より濃厚なお茶の味が楽しめます。

茶菓きみくら

抹茶ティラミス

マスカルポーネクリームに相性の良い静岡抹茶が絡み合い、苦味と甘味が程よく調和しています。濃厚でなめらかな舌触りの抹茶ティラミスはお茶のお供としても最適です。

抹茶ティラミス

ほうじ茶ラテ

ほうじ茶ならではの香り高さと甘さとコクが絡みあう濃厚な1杯。ほっこりと体が温まるほうじ茶ラテは寒い冬におすすめ。

ほうじ茶ビール

とてもめずらしいほうじ茶ビール(アルコール、ノンアルコールが選べる)。チーズとスパイシーなナッツがほうじ茶の香るビールに合います。

このように、日本茶きみくら掛川本店2階にある茶寮では、高品質な日本茶とお菓子、季節ごとに変わるスイーツメニューを日本庭園を眺めながら味わえます。

▲二階に展示されている盆栽は静岡県駿河区にある老舗盆栽店「苔聖園」の作品

インタビュー:日本茶きみくらのブランド「貴美蔵(きみくら)」が届けるお茶の魅力と愉しみ方

日本茶きみくら掛川本店の店長にお話を伺いました。


新ブランド「貴美蔵(きみくら)」の名前の由来

–日本茶きみくらについて教えて下さい。

日本茶きみくら掛川本店の在るこの場所は、運営会社である丸山製茶創業の土地なのです。もとはここに創業者の家が建っていました。

当初、お茶の提供は店の前にある丸山製茶会社の事務所の一角での簡単な試飲と販売のみだったのですが、全国で有名なお茶処でもある掛川の茶業振興の為に、もっとお茶を広めていこうと、このお店を始めることにしました。

丸山製茶がお茶振興の為に新たに立ち上げたのが新ブランド「貴美蔵(きみくら)」~一番のお茶を作り上げる自然の営みや人の想い、技法。それら貴く美しいものが集う蔵~そんな意味がこのブランド名には込められています。

▲日本茶きみくらのブランドモチーフ「風」「里」「めばえ」は女流書家・華雪氏の書

日本茶きみくらでしか手に入らないオリジナルブランド「貴美蔵(きみくら)」の品々

–陳列されている商品はどれもパッケージデザインが素敵ですね。なにかこだわりがあるのですか?

はい、日本茶きみくら掛川本店1階で販売しているお茶のパッケージはオリジナルブランドパッケージとなっています。商品を入れる手提げ袋までオリジナルブランドで統一しており、これらは全て日本茶きみくらでしか手に入りません。

▲「めばえ」が表現された美しいデザインの「貴美蔵(きみくら)」のパッケージ

昨今のお客様に見られる傾向としては、内容量が100gのリーフ茶(急須で淹れるお茶)は購入しづらいところもあるようですので、私共としてもより消費しやすいティーバッグなどの商品を増やすように考えています。

将来的な消費傾向としては、お中元やお歳暮用の贈答品としてお茶が選ばれることは少なくはなるのかもしれません。

ただ最近では、貴美蔵(きみくら)ブランドのパッケージ包装紙や手提げ袋が結婚式などの内祝いとして選んでいただけることが増えてきており、私共もこれまで積み重ねてきた活動に確かな手応えを感じています。

海外からの観光客の需要も考え、これからはお茶の情報の英文表記も気にかけていきたいですね。


日本茶きみくらならではのカフェメニューでお茶の魅力を発信

日本茶きみくらでは、昨今のあまりお茶を飲まない若い人向けに、お茶を知るきっかけとなるようなスイーツやパフェなどのカフェメニューを用意致しました。

–メニュー開発はどのようにされているのですか?

当初はメニュー開発にはコンサルタントにお力添え頂いておりましたが、現在では私達スタッフでメニュー開発を手掛けています。
夏はかき氷、冬はイチゴパフェを季節のメニューとしてご用意しています。最近では、スイーツメニューだけではなく抹茶などのラテも好評をいただいています。

大変有難いことに、予想以上のお客様に来ていただき、すぐ満席になりまして一時は順番待ちのお客様がお店に入りきらないほどの状態になりました。より多くのお客様をもてなせるよう、2階に合ったショーケースを撤去して新しくテーブル席を設けました。

▲満席続きによるお客様の順番待ちを解消する為、ショーケースのあった場所をテーブル席に変更

–どのようなお客様が多いですか?

若い女性やカップルがSNSで検索して来店されるケースが多いように思います。皆さんが日本茶きみくらのカフェメニューをSNSに投稿してくだされば、その投稿がまた新たなお客様を呼ぶといった流れも期待できます。もしかしたらそうした影響のおかげもあるのかもしれませんね。(笑)

2017年、姉妹店KIMIKURA CAFEが掛川総合体育館「さんりーな」の近くにオープンしました。「日本茶きみくら」とは違って、よりカジュアルな雰囲気になっています。

KIMIKURA CAFEでは、お茶をリーフ茶として売るのではなく、コーヒーのようにドリンクとして提供しています。
運動の後にはお茶を飲む。そんな健康的なイメージも発信していきたいですね!

日本茶きみくら掛川本店の情報・購入方法

住所 〒436-0016 静岡県掛川市板沢510-3
ホームページ https://kimikura.jp/honten/

(日本茶きみくらのホームページ)

 

https://kimikura.online/
(オンラインショップ)

電話番号 0537-24-6008(電話受付時間10:00~19:00)
電子マネー・カード決済 対応済み
営業時間 1階売店10:00~18:00

2階茶寮 10:00~18:00(オーダーストップ 17:30)

定休日 火曜日
駐車場 あり
アクセス バスの場合

掛川駅北口3番乗り場「大東浜岡線」で10分弱。「板沢」下車すぐ

車の場合

掛川駅から車で8分。東名掛川ICより4分。

 

日本茶きみくら静岡呉服町店の情報・購入方法

住所 〒420-0031 静岡県静岡市葵区呉服町2-5-21 ノザレビル1階
ホームページ https://kimikura.jp/gofukucho/

(日本茶きみくらのホームページ)

電話番号 054-255-2000(電話受付時間10:00~19:00)
電子マネー・カード決済 対応済み
営業時間 10:00~19:00(茶寮LO / 18:00)
定休日 年末年始
駐車場 なし
アクセス JR静岡駅北口より北西方面へ徒歩8分。静岡鉄道新静岡駅より南西方面へ徒歩6分

 

KIMIKURA CAFEの情報

住所 〒436-0043 静岡県掛川市大池2242-1(大池公園内)
ホームページ https://kimikura.jp/cafe/
電話番号 0537-25-7744
電子マネー・カード決済 対応済み
営業時間 10:00 〜 18:00(スイーツ LO 17:30)
フード・ランチ 11:00 〜 14:00
定休日 年末年始
駐車場 あり
アクセス
車の場合
東名 掛川インターより 車で 約15分
掛川バイパス 西郷インターより 車で 約5分

バスの場合
掛川市バス 北回り さんりーな入口 徒歩4分
掛川市バス 北回り 上屋敷 徒歩6分

 

この記事を書いた人 Norikazu Iwamoto
経歴 静岡茶の情報を世界に届ける。を目的としたお茶メディアOCHATIMES(お茶タイムズ)を運営。これまでに静岡県副県知事との面会。お茶タイムズが世界お茶祭りでリンク紹介。2021静岡県山間100銘茶審査員を務める。地元ラジオやメディアに出演経験あり。

 

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