いしだ茶屋

OCHA TIMES
いしだ茶屋
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「いしだ茶屋」のカフェメニュー

↓人気の焼きもっちり(冷たいのと温かいのを選ぶことが出来る)

↓中身の種類は、ほうじ茶餡、抹茶餡、小豆餡の三種類。もちもちの触感に程よい甘さがお茶によく合う。


↓店内には冷凍の焼きもっちりも売っていて持ち帰りも出来る。

↓冷やしぜんざい

↓黒蜜きなこ

↓極み冷茶。100g2000円する、いしだ茶屋の最高級茶10グラムを時間をかけて、ゆっくりと水出しで抽出した一杯。甘くてすっきりとしていながら満足感も得られる。

↓イートインスペースは店の中と外にあるので、自由に選んで寛げる。

森の産地を中心とした高品質なお茶作り


いしだ茶屋は静岡県内に全部で4店舗あり

本店の他に浜松遠鉄百貨店

都田カインズホーム

湖西のスーパークックマート

の三か所にテナントで入っている。

明るい色を基調としている店内には、地域の子供が書いた絵が飾られることが多く地域密着のお茶屋として親しまれている。

森の産地を中心にお茶作りをしており、その質の評価は高い。


↓いしだ茶屋のウリの一つでもある升売り。

升は結婚式、健康などの縁起物。
いしだ茶屋では健康に良いとされるお茶のイメージと繋げて升売りでの提供をしている。

↓森のお茶だけに山盛りにして詰めてもらえるのが嬉しい。

升売りで提供されているお茶は100g1000円以上のもの。
升一杯にすることで130gから150g入るので内容量としてもお得に。季節によって、升売りで提供するお茶は変えており、秋であれば熟成仕上げのお茶になる。

↓いしだ茶屋の看板犬。柴犬の雌「琴」。過去に目覚ましテレビの「今日のわんこ」にも出演したことがある。

社長だけは噛まないが、他の犬の匂いがする人のことは嫉妬して噛むかもしれない。一回散歩に行けば、その日は噛むことはなくなるらしい。

日本茶の文化というのが、もっと大事にされていく形になれば

石田宏之専務取締役にお話を聞かせて頂きました。


石田宏之「いしだ茶屋は昭和21年に創業しました。

当時、亡くなった祖父が戦争から帰ってきた後に、お茶の仲買いの仕事をしたのが、はじまりです。最初は自転車で周る仲買業(仲介)をしていました。

そのうちに、お茶の小売りにも力を入れていこうと、このお店を建てました。今から20年以上前のことです。」

石田宏之「我々の仕事は農家から仕入れた荒茶を、合組、火入れして仕上げること。

お茶屋さんによってお茶の味が違うのは

仕入れた荒茶

お茶の合組の仕方

仕上げの方法

それらが店によって違うということからです。

私はお茶作りをして17年くらいになります。

お客さんには「美味しいね」と言ってもらえて、また飲んでもらいたくなる。

そんなお茶作りを心掛けています。

石田宏之「お茶に関して国内需要は頭打ちです。
昔みたいに、家族団欒しながらお茶でほっと一息する、というのも今は少なくなってきました。
そういったものが今希薄な世の中でもあると同時に、そういう余裕がない、という方も多いと思います。
核家族化していますし、一人暮らしの方も多い。

今はティーパックがよく売れます。ペットボトル飲料もそうですが、急須だと手間がかかるところを手軽に簡単に飲めるから人気なのだと思います。」

↓いしだ茶屋でも人気のティーパック

石田宏之「若い方にもっとリーフのお茶を飲んで欲しいというのはありますが、その為に具体的にどうしたら良いか、というのは正直分からないのが現状です。

お茶は無料で出てくるというイメージがある。

高速道路のサービスエリアとかになると給湯器から無料で出てきますから。

お茶の良さをもっと伝えていく必要があると思います。
ホームページやインスタなどで発信はしていかなければいけない。
そうして日本茶の文化というのが、もっと大事にされていく形になれば、また少しは見直されるのではないかと思います。

世界緑茶コンテストで金賞を受賞「金の茶箱」

石田宏之「静岡県の五つのお茶産地
菊川
岡部

川根
清水
の一事業者ずつと県立大学の岩崎先生とで協力して生まれた商品が

「静五咲(しずいつつざき)」

最初はリーフで発売したところ、あまり売れ行きは良くなかったのですが、ティーパックにして作ってみたらところ、大変好評でした。」

↓「静五咲(しずいつつざき)」


石田宏之「ティーパックで成功したから、茶葉の詰め合わせでもやってみようと思い、更に産地を10に増やして

「県内10産地のお茶を飲み比べできる金の茶箱」として発売することにしました。

こちらも大変好評で世界緑茶コンテスト金賞を受賞しました。

いしだ茶屋の入口商品みたいな感じでやらせて頂いています。

↓金の茶箱

いしだ茶屋
↓世界緑茶コンテスト金賞を受賞

―「こういった産地ごとのお茶の組み合わせ商品というのは、珍しい印象を受けます。」

石田宏之「静岡茶という中でも産地が沢山ありますが、産地ごとのお茶の詰め合わせ、という商品はまだ少ないと思います。

地元のお茶を推していく、というのが従来の考えなので、普通は他所の産地のお茶をPRするというのはあまりやりません。

なぜ他所の産地のお茶を売っているのか、と抵抗があるお茶屋は多いでしょう。もしかしたら、こういった試みは邪道とみられているかもしれない。

これがもし、東京や大阪のお茶屋であればこういった詰め合わせを売るというのも良いかと思いますが、私は森の産地のお茶屋という看板を背負っている。

こういった事をして良いのかというジレンマがないわけではない。

石田宏之「お茶の業界は厳しい。

コロナでお茶業界も大きな打撃を受けた。

しかし、目線を変えればチャンスはある。

今こうしてやっているカフェも最初からやっていたわけではないんです。
しばらくは、小売りだけの専門店をしていたのですが、お茶を広めていく為に、何かしらやりたいと思い、開店してから一年後にお茶のソフトクリームを始めました。
これが大変好評でして、そこからいろんなカフェメニューを作っていき、今の形に至るのです。」

↓人気のお茶屋のソフトクリーム

石田宏之「夏はかき氷の提供もしています。ほうじ茶や緑茶や抹茶を使用して作っている。なかでもイチゴのかき氷は、氷の中にイチゴを閉じ込めたものを削り出して提供する特別品で、すぐに売り切れてしまう。

お茶は、やり方や、見せ方次第で、まだまだ広まっていくと私は思います。
いしだ茶屋


いしだ茶屋の情報・購入方法

住所 〒437-0215 静岡県周智郡森町森1525-1
ホームページ http://www.ishida-chaya.com/
(↑いしだ茶屋のホームページ) 

https://www.ishida-chaya.jp/
(↑オンラインショップ)

電話番号 0538-85-2446
電子マネー・カード決済 対応済み
営業時間 9時~17時30分
定休日 不定休
駐車場 あり
アクセス 新東名森掛川ICより車で15分

遠州森駅より徒歩10分

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