梅ヶ島くらぶ

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梅ヶ島くらぶ
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梅ヶ島くらぶの紅茶やチャイを楽しめるハンモックカフェ


2020年8月にオープンしたハンモックカフェ。

すぐ隣にある黄金の湯と併せて楽しむことが出来る。

提供されているメニューの中には、梅ヶ島くらぶの紅茶やチャイを使用しているドリンクが多く、チャイの炭酸割り、チャイのミルクラテが人気。

↓チャイの炭酸割り、チャイのミルクラテを、チーズたっぷりのホットサンドとセット。
(飲み物はアルコールも用意)

↓カフェのオーナーが大のチーズ好きという理由から、ホットサンドにはチーズがたっぷりと入っている。

ハンモックに揺れる時間の中で、山の風を感じながら紅茶やチャイを飲んでくつろげます。
梅ヶ島くらぶ

カフェメニューは季節毎に変わり、里で買ったものであれば、食べ物の持ち込みは自由。
広場ではライブやフラダンスイベントも定期的に行っています。

・住所〒421-2301 静岡県静岡市葵区梅ヶ島5342-3

・(営業日時)毎週土日、祝日10:00~16:00

・詳しい情報は黄金の湯のフェイスブックからどうぞ。

梅ヶ島くらぶの紅茶の魅力

梅ヶ島地区は標高が約570~900と高い。
これは高級茶葉で知られる「ダージリン紅茶」の栽培地インドのダージリン地方と、気候条件が似ているため、独特な味と香りを持つ紅茶を作ることが出来る。

聖一国師がこの地にお茶を伝えて以来、代々守り受け継がれてきた在来種をブレンドし、梅ヶ島でしかできない紅茶の味わいを生み出している。

↓使用している品種は「やぶきた」。黒っぽいひじきのような紅茶葉の形状が梅ヶ島の特徴。
梅ヶ島くらぶの茶葉は、農薬・残留薬品分析では欧州でトップの分析施設Dr.Specht Laboratorienの厳しい安全性のテストにも合格)

↓特別な製法で作った梅ヶ島の紅茶は渋みが少なく、まろやかな味わい。
ナッツのような甘い香りが鼻腔に広がっていき余韻が長く続き、コクがありながらスッキリとしている。

2020年に6月には高砂酒造とコラボして作り上げた「紅茶スピリッツ」が発売。
↓高砂酒造とコラボして作り上げた「紅茶スピリッツ」

当時、高砂酒造がこの「紅茶スピリッツ」を作る為に、いろいろな紅茶を試したが上手くいかなかった。しかし、梅ヶ島くらぶの紅茶を使用したところ、紅茶の渋みが出ず良い香りだけが出てきたので、無事に商品化することが出来た。

↓紅茶の香りが鼻から抜けていく感覚が素晴らしい。飲み方は炭酸、ロック、お湯割り、ミルク割など、いろいろ楽しめる。

手軽に本格的なチャイを楽しめる完全無添加の濃縮チャイシロップ

チャイは湿度の高い猛暑の国、インドで一番飲まれている「元気の元」いわば薬膳茶

農薬や化学肥料を使わずに栽培された、質の良い梅ヶ島の茶葉を使用した「梅ヶ島チャイ」には、伝統的な自然療法に由来するスパイスをブレンドしており、身体を芯から温めるので健康志向にもマッチしている

↓クローブ、シナモン、カルダモン、ジンジャーなど、チャイには多種類のスパイスが入っている。

温泉保養地でもある梅ヶ島のお土産として、相乗効果が見込めるということもあり、梅ヶ島くらぶは「地球も人もキレイに元気にするチャイプロジェクト」を発足。

一流シェフからの特注フルーツソースを製作しているマコジャパンによる、二段階抽出と常温常圧濃縮技術により、紅茶やスパイスのコクと香りを損なうことなく、コクも香も豊かな完全無添加の濃縮チャイシロップが完成した。

↓梅ヶ島の良質な紅茶と、オーガニックの香辛料の抽出液に、オリゴ糖を加えた無添加チャイシロップ

↓寒い冬には特にオススメのチャイのミルク割HOT。美味しく体が温まる。

シロップ状にすることにより、牛乳や炭酸水で割って飲むだけでなく、アイスにかけるなどスイーツの風味付けとしても良く合う。また料理のソースとしての利用など、様々な用途に使うことが出来ます。

もともとは漢方薬として使われていた紅茶や香辛料(シナモン・ジンジャー・くローブなど)がチャイシロップを楽しむ人の心身共に綺麗にしていく。車の運転などノンアルコールでなければならない人には、このチャイシロップの炭酸割り(スパークリングチャイ)がオススメ。
現在では静岡県内の20店舗以上の店で取り扱れている。

梅ヶ島の地を歴史あるお茶の力で元気にする。

梅ヶ島くらぶ代表の辻美陽子さんにお話を聞かせて頂きました。


一番右が代表の辻美陽子さん。

辻代表「静岡市の市街地から車で一時間ほどかかる葵区梅ヶ島という山里に、私は50代で移住しました。過疎化と高齢化がすすみつつある梅ヶ島で、放棄された茶畑が増え続けている現状をなんとかしようと、地元の茶農家さんに教わりながら、近くの放棄茶畑の手入れを始めたのが、お茶に関わるようになったきっかけです。

私達は山間地・梅ヶ島の厳しい自然の条件にあった新しい産業をと考える中で、安心安全なお茶を使った紅茶づくりが良いのではないか、という結論に至りました。」

辻代表「緑茶には5月下旬から6月初旬に摘葉される一番茶を使いますが、紅茶葉には6月下旬から10月までの二番茶、三番茶、四番茶でも製茶が可能です。

つまり紅茶づくりをすることで、同じ茶畑で緑茶とは時期を違えて摘葉が可能であり、今まで利用価値の低かった茶葉を利用できるというメリットもあります。

↓梅ヶ島くらぶの紅茶

辻代表「静岡の紅茶を語るときに忘れてはならない丸子紅茶の村松二六さんのご協力のもと、紅茶用の製茶機械の貸与、紅茶づくりの指導をいただいています。」
↓村松二六さんに紅茶づくりの指導を受けている杉山實さん

辻代表「私達は農薬・化学肥料は使いません。使用している肥料は、近隣地域の放棄竹林の竹を伐採して粉砕し、それをミネラル液と混ぜて発酵させた堆肥「竹パウダーすくすく」。竹はケイ素が多く、美味しい紅茶の栽培にピッタリです。

↓静岡大学農学部・南雲俊之先生の指導を受け、手作りした竹の堆肥「すくすくパウダー」

辻代表「荒れた竹林の竹を活用してお茶の栽培をすることで、梅ヶ島の放置竹林問題も解決できます。梅ヶ島をはじめとしてオクシズのお茶の栽培に、竹の堆肥を使うようになると海の水もキレイになっていく。そうやって放置竹林を宝物にするのです。

その他、各所で教えを受け、試行を積み重ね、ミミズや微生物の住む安全で豊かな土壌を作り、安全で美味しいお茶の栽培をしています。」


↓標高830Mの茶畑に軽トラで向かう。

↓山道は縁石が低く50センチしかない。

急傾斜の坂道を走り続ける事30分。

軽トラのエンジンから焦げた匂いがし始めてきた中で、ようやく到着した。標高830mの茶畑。

辻代表「ここは梅ヶ島くらぶが管理している5つある茶畑中で、最も標高の高い位置にある「Nakanodan(標高 830m)」という茶畑です。」

―「5つも管理しているんですか!?」

辻代表「はい、梅ヶ島くらぶでは、梅ヶ島山中に点在している5つの茶畑を管理しています。

Magosajima(標高 547m在来種)

Osare(標高 550mやぶきた種)

Onoki(標高 590mやぶきた種)

Shinden(標高 730m在来種)

Shinden(標高 750mやぶきた種)

Nakanodan(標高 830mやぶきた種)

ここNakanodan(標高 830m)では栽培を行いながら、同時に放棄茶園の再生もしています。
とてもじゃないですが、全面にまでは手が回りきっていないのが現状です。

↓手前の茶畑は整っているが辻代表の奥側の茶畑は荒れてしまっている。

↓3年くらい放棄された茶畑。

↓更に年月が経つとこうなる。

辻代表「ここは急傾斜なんです。もし足を踏み外したりしたらと思うと、本当に怖いですね。
採摘の時期には特に大変です。どんどん袋が重たくなっていきますから。
正直二人でやるのは本当に辛いです。

―「ここを二人だけでやってるんですか?雨の日や、季節が冬になるとどれだけ過酷になるのか、想像も出来ないです。」

辻代表「冬の茶畑は雪で綺麗ですよ(笑)。一面真っ白になります。」

↓梅ヶ島くらぶの冬の茶畑

辻代表「梅ヶ島は発展する可能性に満ちています。この放棄茶園だって、再生して全て茶畑にしたら壮観でしょう。

辻代表「地元の産業は、林業、お茶農家、シイタケ栽培、ワサビ栽培など。
現在、梅ヶ島小学校の生徒は10数人で人口も減りつつあります。
梅ヶ島を愛し、ずっとこの地で暮らしていきたいと思っている人々の想いや夢をかなえる為に私達にできること、それを実行に移すために立ち上げたのが「梅ヶ島くらぶ」なのです。」

辻代表「今も少しずつですが、有志の方々が集まり梅ヶ島を盛り上げていこうと、様々な活動を始めているんですよ。
梅ヶ島の地を歴史あるお茶の力で元気にする。
その先には、この地に住まう子供達の希望があると信じています。

梅ヶ島くらぶの情報・購入方法・梅ヶ島くらぶの紅茶・チャイが飲める場所

住所

〒421-2301 静岡県静岡市葵区梅ヶ島4737−12

ホームページ

購入方法

http://umegashima.love/

(↑梅ヶ島くらぶのホームページです)

http://macot.jp/chai

(↑オンラインストア。ここから購入できます)

SNS https://www.instagram.com/umegashimaclub/?hl=ja
梅ヶ島クラブの茶を飲める店

取り扱い店

藤枝市 カフェ バロックさま(紅茶)

焼津市 カフェ マコさま(紅茶・チャイ)

静岡市 ヴォーシエル(グランディエールトーカイ)(水出し紅茶)

癒しのカフェ マザームーン(チャイラテ)

すずなりキッチン(紅茶・チャイ)

梅ヶ島 黄金の湯(紅茶・チャイ)

大野木荘(チャイ)

梅鶏庵(チャイ)

湯の島館(チャイ)

湯の華(紅茶・チャイ)

泉屋旅館(チャイ)

市川屋(チャイ)

興津 茶楽 山梨商店(紅茶)

伊東市 伊東マリンタウン「朝霧乳業」(チャイ)

山梨県 山中湖 ハンモックカフェ(チャイ)

電話番号 080-3711-3112
電子マネー・カード決済 売り場による
営業時間

11:002300

定休日 火曜日
駐車場 あり(少数台)
アクセス 静岡駅より車で約1時間15分

 

国道1号線富士東インターを降りて北上、県道76号線を北上し、

県道22号線との交差点を直進、坂道手前を右折、赤淵川を渡ってすぐを左折して200m

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