日本茶きみくらが世界へ届ける茶の伝統と革新の融合「KIMIKURA」【静岡県・掛川市・静岡市】
静岡県掛川市は、静岡県の中でも有数のお茶の産地であり、主に作られているのはコクと甘味が特徴的な深蒸し茶です。今回取材した日本茶きみくら掛川本店は、掛川駅から車で約8分の距離に位置する掛川深蒸し茶を中心とした日本茶専門店です。1階では日本茶や茶菓子、茶器の販売が行われており、2階は高品質なお茶を楽しめる茶寮となっています。また、「日本茶きみくら」が掲げる姉妹店「KIMIKURA CAFÉ」や「matchaKIMIKURA」は、掛川茶の魅力を幅広い層に発信し、茶文化の新たな道を切り拓いています。
この記事では、「日本茶きみくら」や姉妹店の魅力、カフェメニューの紹介、ブランド立ち上げの秘話など、日本茶きみくら販売事業部長の藤本安利さんへのインタビューも交えてお伝えしていきます。
日本茶きみくらとは
「日本茶きみくら」とは、静岡県西部の掛川市で生産されている深蒸し茶を中心に、全国各産地から厳選したお茶を取り揃え販売している日本茶専門店です。運営するのは、創業昭和8年(1933年)の製茶会社丸山製茶です。
現在(2024年4月)、日本茶きみくらは姉妹店を含めて、掛川市に2店舗、静岡市に3店舗、羽田エアポートガーデンに1店舗を展開しています。
日本茶きみくら掛川本店
住所:〒436-0016静岡県掛川市板沢510-5
駐車場:あり
電話番号:0537-24-6008
WEB : https://kimikura.jp/honten/
営業時間:1階 10:00 ~ 18:00
2階 10:00 ~ 18:00(LO17:30)
定休日:年末年始
アクセス:【車の場合】掛川駅から車で8分。東名掛川ICより5分。東名高速道路 掛川から 車で5分。
【バスの場合】JR東海道線 掛川駅北口よりしずてつジャストライン掛川大東浜岡線浜岡営業所、または大東支所行き「板沢」バス停で下車
「日本茶きみくら掛川本店」は、杉の木を使った2階建ての木造建築が特徴です。周囲の自然に調和するような落ち着いた雰囲気の外観が印象的です。
1階は売店として機能し、静岡県内を中心に全国各産地から取り寄せたこだわりの日本茶やお菓子、茶道具を販売しています。2階の茶寮は、高級感溢れる雰囲気のカフェスペースとなっています。日本茶きみくらオリジナルのスイーツメニューなども用意されており、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
▲すぐ傍にある運営元の丸山製茶会社から、新鮮な状態で豊富な種類のお茶が届けられており、小売りやカフェ共に充実したラインナップになっています。
大きな窓からは手入れの行き届いた美しい日本庭園が眺められます。優美な日本庭園を眺めながら、丸山製茶の熟練茶師が作るこだわりの日本茶や抹茶を楽しんでみてはいかがでしょう。
▲2階に展示されている盆栽は静岡県駿河区にある老舗盆栽店「苔聖園」の作品です。
KIMIKURA CAFE(きみくらカフェ)
住所:〒436-0043静岡県掛川市大池2242-1(大池公園内)ペットOK / Wi-Fi使用可能
電話番号:0537-25-7744
営業時間:10:00 〜 18:00(スイーツ LO 17:30)ランチ 11:00 〜 14:00
定休日:年末年始
アクセス:【車の場合】東名 掛川インターより車で約15分
【バスでお越しの方】JR東海道線 掛川駅北口より市内循環バス北回りで約30分
「さんりーな入口」バス停下車
KIMIKURA CAFÉ(きみくらカフェ)は、2017年11月9日にオープンした総合体育館「さんりーな」に隣接するカジュアルなカフェです。
看板メニューの抹茶ラテと共に、抹茶スイーツからワンプレートランチまで、さまざまな形でお茶を手軽に、かつ健康的に楽しむスタイルで提供しています。
一部のメニューはテイクアウトも可能です。お好みのドリンクを手に取り、公園内を散策するのもおすすめです。
▲季節の花や木々、鳥のさえずりや風の音と共に、開放感溢れるお茶の楽しみ方ができます。
また、KIMIKURA CAFÉ(きみくらカフェ)では、アウトドアチェアやミニテーブル、レジャーシートのレンタルも行っています。大池公園内でお気に入りの場所を見つけて、キャンプのようにお茶を楽しむこともできます。
matcha KIMIKURA(抹茶きみくら)静岡駅ビルパルシェ店
住所:〒420-0851 静岡県静岡市葵区黒金町49番地 静岡パルシェ 1階
アクセス:静岡パルシェ 1階(食彩館)
WEB : https://kimikura.jp/matcha/
電話番号:054-272-2365
営業時間:9:30 〜 20:00
定休日:なし ※施設に準ずる
2023年9月7日、JR静岡駅ビルパルシェ1階の食彩館にオープンした抹茶スタンドmatcha KIMIKURA(抹茶きみくら)。
静岡駅ビルパルシェの食彩館は、在来線改札を出て左手前の道を入った先に位置し、市内の人気店が多数出店するお土産市場としても活用されています。抹茶スタンドmatcha KIMIKURA(抹茶きみくら)は、駅コンコース側の一番端の通り沿い中央付近に位置しています。
▲Instagramなどへの投稿用に、撮影グッズや巨大な茶筅など、写真映えする要素も並んでいます。
注文カウンターの横が作業スペースになっており、注文を受ける毎に一杯ずつ丁寧に抹茶を点てていただけます。お茶のまち静岡には、目の前でプロに淹れていただけるお店はいくつかありますが、駅近場でカジュアルに体験できるスタイルは珍しく、日本茶きみくらのお茶の魅力発信に積極的な姿勢が伺えます。
基本的にはテイクアウトのみですが、椅子が3席だけ用意されており、そちらでゆっくりと飲むこともできます。
メニューは、定番の抹茶ラテから、オーツミルクやアーモンドを使ったラテ、飲んだ後に上唇に緑のヒゲができる泡立ちふわふわのドリンク、ヘルシーな酵素入りドリンクなどがあります。見た目も楽しいオリジナルドリンクはどれも試したくなり、わざわざ静岡駅周辺へ出かけてしまいそうです。
茶寮きみくら ASTY静岡店
住所:〒420-0851 静岡県静岡市葵区黒金町47 ASTY静岡 西館
電話番号:054-266-7750
営業時間:10:00~21:00(茶寮オーダーストップ20:30)
定休日:なし
アクセス:静岡駅構内
JR静岡駅隣接の商業施設ASTY静岡の西館に、2023年11月29日にオープンした日本茶カフェ「茶寮きみくら」。外から店内が見えるガラス張りの壁と和モダンな高級な雰囲気の外観は、高級感を漂わせながらも入りやすい雰囲気を醸し出しています。
「日本茶きみくら」では、掛川深蒸し茶やお茶スイーツ、お茶を使った食事メニューも提供されており、彩り豊かな茶の香御前や具沢山のお茶漬けを楽しむことができます。
料亭を思わせる高級感ある雰囲気のカウンター席では、スタッフが目の前で丁寧にお茶を淹れてくださり、その様子を間近で眺めることができます。湯呑から立ち昇る湯気が心地よく漂い、お茶の香りに包まれる瞬間は心が癒されます。事前に伝えれば、お茶を淹れるお湯の温度も調節してくれます。
また、お湯の入ったポットが届くので2煎目からは自分で淹れることもできますし、スタッフにお願いして淹れていただくこともできます。
▲茶寮きみくら静岡ASTY店の限定メニュー「煎茶あんみつ(お茶付)」も人気です。
matchaKIMIKURA(抹茶きみくら)掛川駅フラッグシップストア
住所:〒436-0024 静岡県掛川市南西郷77-24 ASTY 掛川北口
WEB : https://kimikura.jp/matcha/
電話番号:054-272-2365
営業時間:7:00~19:00
定休日:年末年始
アクセス:掛川駅北口の木造駅舎と隣接
matcha KIMIKURA(抹茶きみくら)掛川駅フラッグシップストアは、2024年3月15日にオープンしました。掛川駅北口の木造駅舎と隣接する杉板のレトロな外観の2階建て店舗です。
店内1階は誰でも気軽に立ち寄れるカジュアルな内装。カウンターでは自社製オーガニック抹茶を使用した抹茶ラテやスイーツが注文できます。
▲抹茶の優しい味わいと豊かな香りを引き立たせるために、注文を受けるたびに1つ1つ丁寧に茶筅で点てています。
matcha KIMIKURA(抹茶きみくら)の抹茶を使った商品や、姉妹ブランド「日本茶きみくら」の深蒸し茶やお菓子、JR掛川駅とコラボした限定どらやき、掛川市内の飲食店で作られた限定のキッシュやフォカッチャなどが提供されています。
2 階は掛川市街を一望できる大きな窓、壁面に描かれたアートが見れる癒しの空間。1階で注文したドリンクやスイーツ、ランチを楽しめるイートインスペースとして利用できます。カフェタイムだけでなく、朝食やランチにもおすすめです。
2023年10月27日には、日本茶きみくらは新静岡セノバにも小売や贈答用の販売店としてオープンしました。
「日本茶きみくら」「茶寮きみくら」「matcha KIMIKURA」のメニュー紹介
「日本茶きみくら」や「matcha KIMIKURA」では、日本茶専門店ならではの高品質なお茶と、お茶に合うお菓子やスイーツが楽しめます。ここでは少しだけそのメニューをご紹介します。※メニューによっては季節限定のものもあります。
抹茶づくしセット【日本茶きみくら掛川本店】【茶寮きみくら】
「抹茶づくしセット」は、抹茶アイス、抹茶ゼリー、抹茶あん、わらび餅などが入ったあんみつに、抹茶蜜をかけていただく贅沢な和スイーツです。セットのお茶は、深蒸し煎茶、静岡抹茶、季節のお茶から選べます。
上品で控えめな甘さと、抹茶の良い香りやほろ苦さがとてもマッチしており、日本茶きみくらが開店当初から人気の定番メニューです。(写真は静岡抹茶を選択したものになります)
▲濃いめの抹茶ソースがよく合います。
静岡抹茶ぜんざい【日本茶きみくら掛川本店】【茶寮きみくら】
ほのかに塩味のきいた小豆餡と抹茶餡が絶妙なバランスで混ざり合った静岡抹茶ぜんざい。ほどよい甘さに、掛川抹茶のほろ苦くも後味爽やかな余韻が感じられます。
モチモチの白玉とホクホクの栗が入っていて、食べ応えも十分です。傍らに添えられた塩味の煎餅が丁度良いアクセントになっています。
季節の茶菓寄せ【日本茶きみくら掛川本店】【茶寮きみくら】
上生菓子、抹茶ティラミス、グラスデザートの甘味3種類のセットプレートメニュー。お茶に合う3つの味わいが楽しめるのが嬉しい。合わせるお茶は季節のおすすめ茶、煎茶、深蒸し茶、ほうじ茶、玉露、抹茶など、6種類から選ぶことができます。(※セット内容は時期や店舗によって異なります)
掛川抹茶パフェ【日本茶きみくら掛川本店】【茶寮きみくら】
様々なお茶スイーツが美しいグラディエーションをなしており、見た目にも楽しいお茶パフェです。抹茶ソースの絡んだホイップクリーム、寒天、チョコレート、ゼリー、抹茶グラノーラ、ふわふわの抹茶ケーキ、濃さの異なる2種類の抹茶アイスからなる贅沢な内容になっています。
急須で淹れる本格的な掛川深蒸し茶が添えられており、デザートで冷えた体を温めてくれるのが嬉しい。(※店舗によって盛り付け内容が異なります)
煎茶あんみつ【茶寮きみくら】
爽やかな香りの煎茶ゼリー、濃厚な風味の抹茶ゼリー、白玉、小豆餡、黒豆、抹茶アイスからなる煎茶あんみつ。別添えの煎茶蜜をかけていただきます。煎茶蜜はお茶の香り高さの奥に自然な甘みのあるスッキリとした仕上がりになっています。
お茶らしさをしっかりと感じられる味わいです。
抹茶ティラミス【日本茶きみくら掛川本店】【茶寮きみくら】
マスカルポーネクリームに相性の良い抹茶が絡み合い、苦味と甘味が程よく調和しています。濃厚でなめらかな舌触りの抹茶ティラミスはお茶のお供としても最適です。
抹茶ラテ もこもこミルク【matcha KIMIKURA】
抹茶ラテの上に低脂肪牛乳をエスプーマで雲のようにもこもこのクリーム状にしてのせ、オーガニック抹茶がふりかけられたmatcha KIMIKURAの看板メニュー。ふわふわで滑らかな口当たりの濃厚クリームは、コクのある甘さながらくどくなく、その下からは抹茶の香りが広がります。
まずはストローを使わずにひとくち飲んでみて、上唇にできた幸せの緑のひげを楽しんでみてはいかがでしょうか。ストローでかき混ぜると抹茶クリームのようなスイーツ感覚で楽しむこともできます。
インタビュー:丸山製茶創業の地から広がる日本茶きみくらの世界
日本茶きみくら販売事業部長の藤本安利さんにお話を伺いました。
日本茶きみくら掛川本店が継ぐ丸山製茶の精神
–日本茶きみくらについて教えていただけますか?
日本茶きみくらの起源は1891年の農業協同組合発足にさかのぼります。当時の茶産業は日本を代表する輸出産業として急速に発展していきました。丸山製茶の創立者である丸山辻松は、生まれた村を離れ、隣町で新たに茶商として事業をスタートしました。
日本茶きみくら掛川本店があるこの場所は、創業者である丸山辻松の家があった土地なのです。
–日本茶きみくら掛川本店は、創業者の住まいのあった土地に建てられたのですね。なぜ、日本茶カフェを始めようと思われたのですか?
当初、丸山製茶としてのお茶の提供は、日本茶きみくら掛川本店前にある事務所の一角スペースを使用した簡単な試飲や販売のみでした。しかし、掛川茶業振興のためにもっとできることがあるのではないか、という想いから日本茶カフェを始めることにしました。
静岡県掛川市は、名産の深蒸し茶を代表とするお茶のまちとして知られ、近年は「オーガニックの緑茶」や「抹茶」の生産も取り組み始めています。創業者の生まれ育った土地から、「日本茶きみくら」として、お茶を愛する人々を迎えていきたいですね。
丸山製茶の心が込められた新ブランド「貴美蔵~きみくら~」
丸山製茶は、日本茶振興のために新たにブランドを立ち上げました。それが「貴美蔵(きみくら)」です。この日本茶きみくらのブランドのモチーフ「風」「里」「めばえ」は、女流書家・華雪氏の書です。
「一番のお茶を作り上げる自然の営みや人の想い、技法。それら貴く美しいものが集う蔵」そんな意味がこのブランド名に込められています。
–このモチーフは日本茶きみくらの様々な商品に描かれていますね。
このモチーフは日本茶きみくらのパッケージや手提げ袋にも描かれており、きみくらオリジナルブランドの証となっています。これらはすべて日本茶きみくらでしか手に入りません。
最近では、日本茶きみくらブランドのパッケージ包装紙や手提げ袋が結婚式などの内祝いとして選ばれることが増えてきており、私たちもこれまでの活動に確かな手応えを感じています。
海外からの観光客の需要も考慮し、今後はお茶の情報を英文で提供することにも注力していきたいですね。
▲リーフ茶(急須で淹れるお茶)はもちろん、お手軽に美味しくお茶を楽しめるティーバッグも充実しています。
若者の感性に響く日本茶きみくらのカフェ体験
日本茶きみくらでは、昨今あまりお茶を飲まない若い人向けに、お茶を知るきっかけとなるようなスイーツやパフェなどのカフェメニューを用意しています。
–メニュー開発はどのようにされているのですか?
当初はコンサルタントに助言を仰ぎながらメニュー開発を進めていました。現在では、日本茶きみくらのスタッフや丸山製茶の熟練茶師たちが、自らの手で日本茶の魅力を活かせるメニュー開発に取り組んでいます。
大変ありがたいことに、予想以上のお客様に来ていただき、休日になると開店と同時にすぐに満席になります。一時は順番待ちのお客様がお店に入りきらない状態になったほどです。より多くのお客様をもてなせるよう、2階にあったショーケースを撤去して新しくテーブル席を設けました。
▲満席続きによるお客様の順番待ちを解消するため、ショーケースのあった場所をテーブル席に変更しました。
掛川から世界へ~日本茶きみくらの姉妹店「KIMIKURA CAFÉ(きみくらカフェ)」「matchaKIMIKURA(抹茶きみくら)」の挑戦~
–日本茶きみくらはKIMIKURA CAFÉ(きみくらカフェ)やmatchaKIMIKURA(抹茶きみくら)など、姉妹店も展開していますね。
KIMIKURA CAFÉ(きみくらカフェ)では、お茶をリーフ茶として販売するのではなく、コーヒーのようにドリンクとして提供しています。運動の後にお茶を楽しむ、そんな健康的なイメージも発信していけたらと思っています。
matcha KIMIKURA(抹茶きみくら)は、今世界中でブームとなっている抹茶を掛川の新しい一面として推していくべく、2023年に立ち上げたきみくらの抹茶ブランドです。
トレードマークのロゴは「抹茶のM」「掛川の山々と茶畑の形」「ふわふわに泡立った抹茶ラテを飲んだ時、上唇にできる緑の泡のヒゲの形」がモチーフになっています。
matcha KIMIKURA(抹茶きみくら)は静岡駅ビルパルシェ1階にオーガニック抹茶スタンドとして1店舗、掛川駅にはmatcha KIMIKURA(抹茶きみくら)フラッグシップストアが1店舗ございます。さらに、JR静岡駅隣接の商業施設ASTY静岡の西館にも「茶寮きみくら」がございます。
駅直結の利便性を活かして、これから静岡茶の魅力を発信していきたいですね!
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この記事を書いた人 | Norikazu Iwamoto |
経歴 | 「静岡茶の情報を世界に届ける」を目的としたお茶メディアOCHATIMES(お茶タイムズ)を運営。2021~23年に静岡県山間100銘茶審査員を務める。静岡県副県知事と面会。お茶タイムズは世界お茶祭りHP、お茶のまち静岡市HP、静岡県立大学茶学総合研究センターHP、農林水産省HPで紹介されています。地元ラジオやメディアに出演経験あり。 |
英訳担当 | Calfo Joshua |
経歴 | イギリス生まれ育ち、2016年から日本へ移住。静岡県にてアーボリカルチャーを勉強しながら林業や造園を務めています。カルフォフォレストリーを運営。日本の自然を楽しみながら仕事することが毎日の恵み。自然に重点を置く日本の文化に印象を受けて大事にしたいと思ってます。 |