煎茶茶房アトリエえん

OCHA TIMES
煎茶茶房アトリエえん

かつて初めて日本茶をカフェメニューとして出した「寿苑」教えを継ぐ煎茶茶房アトリエえん。

アトリエギャラリーも併設している煎茶専門の茶房。 定期的にフリーマーケットやゲストを招いてのジャズライブなど開催して、いろんな人との出会いやギャラリーの案内をしている。

煎茶茶房アトリエえん

普段は煎茶と甘味のみ。定休日は基本的に毎週水曜日・第四木曜日。土日はランチもやっているそうです。

わざわざカウンターに席を取ってもらい、いろいろお話をさせていただきました。


店主「私は元は寿苑というお茶屋にずっと通っていたんです。寿苑の店主の方に「そんなにお茶が好きならやればいい、バックアップするよ」と言われて店を出すようになりました。なのでここの味は寿苑の味なんですよ。」

—「そうなんですか!?寿苑の事は森内茶農園の奥様に教えて頂いたのですが、今はもう店は無くなっていました。静岡で初めて日本茶をメニューとして出したお茶屋だったと聞いています。一度店主に会ってみたかったです。」

店主「店を閉めてしまったらしいですね。お茶の器も物凄い沢山もっていらして、とても素晴らしい傑物な店主でした。」

提供される煎茶セットは静岡本山茶を使用。一煎目は甘く、二煎目は少し渋さが加わり、三煎目は普段の味わいになる。

店主「ここで出すお茶は一煎目は甘味、二煎目は渋味、三煎目は苦味が特徴として味に出てきます。大切なのは、三煎目まで良い味のまま風味が甘味から渋味そして苦味へと変わっていくように淹れるということです。」

—「なるほど、確かに風味は三煎目まで風味は変わりますが、どれも美味しく感じます。」

店主「使用している急須も寿苑の店主に勧められた急須を使用しています。この急須は蓋の中央の部分が少しだけ凹んでいてとても使い勝手もいいんです。こちらお菓子をどうぞ。」

—「美味い。生クリームとはだとたまに油分が口の中に残る事がありますけれど、このお菓子は甘いのに口の中はさっぱりとしたままですね。」

店主「最近は小山園という茶屋が今8茶くらべというティーバックでいろんな産地のお茶を飲み比べる事が出来るセットを売っているんですよ。県内産の茶葉の中から8つの希少な品種をティーバッグのセットしたものなんです。よかったらそれも淹れてみましょうか。ティーバックでもしっかりとお茶の味が出るんですよ。こちら左がつゆひかり、右がやまのいぶきになります。こうして見ると色が違うでしょう。どうぞ、召し上がってみてください。」

—「しっかりと風味が出ている。私の好きな川根茶の味です。」

店主「今島田で島田市緑茶化計画という活動をしているんです。よろしければいろいろ調べてみてはどうですか?島田はお茶好きな人が沢山います。ここでは、定期的に展示会やイベントをやっています。休憩時間にはお茶もお出ししますよ。よろしけれ是非いらしてください。」


島田にあるお茶屋の店主は今はない寿苑という店の流れを引き継いだ味を提供してくれる方でした。店が閉まろうと志は受け継がれていく。想いや味を繋げる伝える。そんな温かみを大事にする店主の淹れる一杯を味わいに訪れてみてはいかがでしょう。

以上、編集長による煎茶茶房アトリエせんのレポートでした。

住所 〒427-0037静岡県島田市河原2丁目19-10
ホームページ https://atorieen.eshizuoka.jp/
電話番号 0547-37-3775
電子マネー・カード決済
営業時間 10:00~5:00
定休日 毎週水曜日・第四木曜日
駐車場 あり(少数台)
アクセス

関連記事