静岡茶屋巡り~leaf paradice(リーフパラダイス)~

OCHA TIMES編集長
静岡茶屋巡り~leaf paradice(リーフパラダイス)~

製茶問屋ヤマカ勝山商店が考える「お茶の本当の美味しさ」を届ける日本茶カフェ「leaf paradice(リーフパラダイス)」

leaf paradice

2019年の4月にオープンした日本茶カフェ。店内は木造を意識した温かみのある作り。

茶器や茶葉の購入も出来ます。

温度や内容、どの茶葉がどんな味なのかまでそれぞれに細かい指標もつけられていて分かりやすい。

↓メニュー。季節によってリニューアルをします。夏は冷たいものが多く、寒い季節には暖かいものが多くなります。店主であり、ヤマカ勝山商店の社長でもある勝山喜弘さんが、注文を受けてからキッチンで丁寧に日本茶を急須で淹れてお盆に置いて持ってきてくれる。勝山さん曰く「「急須」は「お茶」を淹れる為に最も適した茶道具であり、本物のお茶は奇跡の一杯だと思っている」。


↓浅蒸し茶

↓深蒸し茶

2煎目まで楽しめるので1煎目が終わったら勝山さんに銀の小プレートを渡せば、2煎目を作ってくれます。
勝山喜弘さんにお話を聞かせて頂きました。


—「製茶問屋の社長が日本茶の美味しさを伝えたくてカフェを開いた、と茶空間の望月さんに紹介されたんです。」

勝山喜弘「私はヤマカ勝山商店という製茶会社を茶空間の近くに構えていたんです。シングルオリジンも素晴らしいんですけれど、合組の素晴らしさも知っていただきたい。2019年の4月にオープンしました。」

—「茶葉は火入れしたり合組するだけで、味も香りもグッと変わりますからね。でも4月5月の辺り茶屋は一番忙しいはずですよ。よくオープン出来ましたね。」

勝山喜弘「現在茶業界は需要と供給のバランスが崩れているように感じます。せっかく大切に作った日本茶なのに適切な評価が頂けないと、作り手も悲しみます。一刻も早くお茶の美味しさを発信をしたいと思いまして、待ちきれずに開いてしまいました(笑)」

朝と夜は製茶会社で製造の仕事をしながら、日中は日本茶カフェで「自らの考える本当のお茶の美味しさ」を発信をする。

勝山喜弘「正直今、茶価が下がりつつあって、ウチが販売するものも単価が低い。安いのが沢山販売されるというのが現状なんです。現在の茶農家の多くも質より量を作ることに重きを置いている。正直、本当に売りたいお茶を売れていないんです。そういう現状を脱却したいという思いでこの店を始めました。産地や品種でお茶はまったく味が違う。生産者や農家が飲んでいるお茶は奇跡的な美味しさの一杯だと思うんです。それを消費者に伝えたい。そうすれば農家さんからそれなりの対価で荒茶を買うことが出来ます。農家の意欲も上がるでしょう。本当に地道な作業ですが、生産家さんが真剣に作ったお茶を提供していく事が私達の出来ることだと思っています。」

↓お茶をテイクアウトすることも出来ます。

勝山喜弘「若い世代にお茶を伝えたいのでスタイリッシュな雰囲気で、昔ながらのお茶ではなく、若者にも気軽に入っていただけるようなそんな店づくりを心がけています。お茶から甘味まで提供していますが、どうせやるなら美味しくて安心安全なものを届けたい。このアイスは抹茶が2種類、レモンチーズのアイスなんですが、全部自家製のアイスなんですよ。お汁粉も毎朝焚き上げているんです。現在はアイス最中のベースも考案中です。寒い季節に温かい部屋でアイスというのもなかなかいいかもしれないな、と思っています(笑)」

↓中蒸し茶と「抹茶が2種類とレモンチーズのアイス」

↓深蒸し茶とお汁粉

現役でお茶の製造に携わっている勝山喜弘社長が注文を受ける度に、自ら急須でお茶を淹れてお盆にのせて持ってきてくれる。その姿からは日本茶への敬意と愛情が伺い知れます。リラックスし過ぎて何も払わずに帰ってしまったのは自分もこれが初めてかもしれません。

 

(インスタのトーク画面はちゃんと掲載許可を取って載せてます。)その安らげる空間を楽しみに来てみてはいかがでしょう。

以上、編集長によるleaf paradice(リーフパラダイス)のレポートでした。

お店の情報

住所 〒420-0042静岡市葵区駒形通1-2-8 1F
ホームページ https://www.leaf-paradise2018.com/
電話番号 054-271-5868
電子マネー・カード決済 現金、paypay
営業時間 11:00~18:30
定休日 不定休
駐車場 なし(近くに有料駐車場有)
アクセス 静岡市役所より徒歩約15分

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