Leaf Paradise

OCHA TIMES
Leaf Paradise
この記事の文字数2600字
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製茶問屋ヤマカ勝山商店が考える「お茶の本当の美味しさ」

2019年の4月にオープンした日本茶カフェ。店内は木造を意識した温かみのある作り。

若い世代にお茶を伝えたい

との想いから、お店はスタイリッシュな雰囲気で、若者にも気軽に入りやすい店づくりになっています。

入って右側のカウンターキッチン前の棚に、運営会社であるヤマカ勝山商店のお茶が並んでいる。

一番上の段が一押しとなる年間通して販売されているお茶で

深蒸し茶

浅蒸し茶

玄米

ほうじ茶

和紅茶

二段目に置いてあるのが、ちょっとした遊び心のある

「お茶ってこういうのもあるんだよ」

というお茶になっている。

↓それぞれのお茶に細かい指標がつけられていて分かりやすい

↓茶葉だけでなく、茶器の購入も出来る。

「美味しくて安心安全なものを届けたい」お茶とメニュー

美味しくて安心安全なものを届けたいとの思いからアイス、お汁粉、あんこ、茶らびもち、は全て手作り。

メニューは季節によって変わり、夏は冷たいものが多く、寒い季節には暖かいものが多くなる。

お茶は店主であり、ヤマカ勝山商店の社長でもある勝山喜弘さんが

客から注文を受ける度に日本茶を急須で丁寧に淹れて、お盆に載せて持ってきてくれます。

↓玄米茶

↓和紅茶

↓もなかと抹茶レモンソーダ

↓手作りのあんこ

↓HOTのお茶と併せても美味しい

↓手作りの「茶らびもち」

↓夏限定のかき氷

↓ビシソワーズかき氷と冷茶のセット

↓いちごのかき氷と中蒸し茶のセット

↓和風パフェ

HOTのお茶は1煎目を飲み終わった後に、お盆に乗っている銀の小プレートを勝山さんに渡すと2煎目を作ってくれます。お茶の香味が1煎目と2煎目で変わっていくのを感じるのも楽しい。

そして、上記のメニュー表には載っていない裏メニューがある。

それが

「今日のわたし」価格は350円。

注文時に「今日のわたし」をお願いします、というと勝山社長が目の前のお客さんに見立てたお茶を淹れてくれます。現役プロの製茶問屋トップがこういうことをやるのが面白い。

編集長の場合は

さえみどり・あさのか・やぶきた、の中蒸しを冷茶で出してもらいました。

お茶を急須で淹れるのってそんなに手間ではないんだよ

勝山喜弘社長にお話を聞かせて頂きました。


勝山喜弘「私はヤマカ勝山商店という製茶会社を営んでいます。

私達が提供しているお茶の安心安全は勿論のこと

その商品にどんなものが使われているか

どういった想いで作られているか

という気持ちまで伝えていけたらと思い2019年の4月にオープンしました。」

—「4月5月の時期になると茶屋は一番忙しいはずですよ。よくオープン出来ましたね。」

勝山喜弘「一刻も早くお茶の美味しさを発信したいと思いまして、待ちきれずに開いてしまいました(笑)

農家さんが提供する単一種のシングルオリジンも素晴らしいと思いますが、我々問屋が仕上げる合組の素晴らしさも知っていただきたい。

勝山社長「今はお茶を飲むとなると

粉末になったり
ティーパックになったり
と、どうしても手軽にお茶を飲むという方向にばかり行ってしまいます。

そういった中で、急須で飲むお茶の素晴らしさ、リーフの良さというのは、なかなか伝えられないところがありますが、私は

急須でお茶を淹れるのはそんなに手間ではないんですよ

というのを伝えていきたい。


今の若い人たちは「急須でお茶を淹れる」という事に対して、何か身構えてしまうところがあるのかもしれませんね。

私は急須でお茶を淹れる動作はカッコいいと思いますし

急須でお茶を上手く淹れられた時の感動というか、自分でも出来るんだ!
と思って欲しいというのがあります。」

↓勝山社長が急須で丁寧に淹れた一煎目の浅蒸し茶HOT

―「確かに、店や産地でしか出せなかった味というのが、自分で出せた時は嬉しく感じると思います。」

勝山社長「同じ茶葉でも、ちょっと高めの温度で淹れてみたり、低めの温度で淹れてみたり、というのでも味が全然変わるので、それだけでもすごく面白い。」

私は「急須」は「お茶」を淹れる為に最も適した茶道具であり、本物のお茶は奇跡の一杯だと思っています。

生産家が真剣に作ったお茶を最高な形で提供していく

勝山喜弘「今は茶価が下がりつつあって、ウチが販売するものも単価が低く、安いお茶が多くなってしまっている。
茶農家の大半も、質より量を作ることに重きを置いています。

正直、私達は本当に売りたいお茶を売れていない。

この店を始めた理由として、そういう現状を脱却したいという思いもあります。

お茶は産地や品種で、まったく味が違う。

なにより生産者や農家が飲んでいるお茶は奇跡的な美味しさの一杯だと思うんです。それを消費者に伝えたい。

今はもう、一つの商店が盛り上がっても仕方ない。

皆が一緒になって盛り上げていかないと。

問屋業が盛り上がれば茶農家も必ず盛り上がります。

農家さんから、それなりの対価で荒茶を買うことが出来れば、農家の意欲も上がるでしょう。

現在の茶業界は需要と供給のバランスが崩れているように感じます。
せっかく大切に作った日本茶なのに適切な評価が頂けないと、作り手も悲しむ。

本当に地道な作業ですが、生産家さんが真剣に作ったお茶を最高な形で提供していく事が私達の出来ることだと思っています。


現役でお茶の製造に携わっている勝山喜弘社長が注文を受ける度に、自ら急須でお茶を淹れてお盆にのせて持ってきてくれる。
その姿からは日本茶への敬意と愛情が伺い知れます。

私は心地よい空間にリラックスし過ぎて、つい代金を払わずに帰ってしまいました。急いでインスタのDMで代金を未払いのまま帰ってしまった事を勝山社長に告げて謝罪。気にしないで良い、と言ってくれた勝山社長。後日、代金はしっかりと払いに行きました。

↓(インスタのトーク画面はちゃんと掲載許可を取って載せてます。)

leaf paradiseの情報・購入方法・お茶体験

住所 〒420-0042静岡市葵区駒形通1-2-8 1F
ホームページ

購入方法

お茶体験

https://www.leaf-paradise2018.com/


(↑ホームページからお茶の購入も出来ます)

ヤマカ勝山商店のお茶体験

(↑現在はコロナ禍の為休止中)

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電話番号 054-271-5868
電子マネー・カード決済 現金、paypay
営業時間 11:00~18:30
定休日 不定休
駐車場 なし(近くに有料駐車場有)
アクセス 静岡市役所より徒歩約15分

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