静岡茶屋巡り~つちや農園~

OCHA TIMES編集長
静岡茶屋巡り~つちや農園~

最高品質の川根茶を栽培する標高600M以上にある天空の茶農園「つちや農園」

標高600Mにある広がる茶畑は美しい。空気が冷たく澄んでいます。

自園自製の川根茶農家つちや農園。近年の受賞履歴は

第65回全国茶品評会優勝 農林水産大臣賞(2011年)
第64回全国茶品評会 普通煎茶の部一等六席受賞(2010年)
第62回全国茶品評会優勝 農林水産大臣賞(2008年)
静岡県品種茶品評会「おくひかり」の部優等(2007年、2008年、2009年)
JA大井川品評会優等(2006年、2008年、2010年)
第61回全国品評会1等入賞 (財)日本茶業中央会会頭賞(2007年)

つちや農園の方々にお話を聞かせて頂きました。


つちや農園「ようこそいらっしゃいました。始めまして、業者の方ですか?お茶をよろしければどうぞ。今日はうちの若い方々は静岡のお茶のイベントに行っていて居ないのです。」

—「今静岡の茶が危機にあると聞いたのですが、実際のところはどうなのでしょう。」

つちや農園「リーフの茶が飲まれなくなってきて、単価がどんどん下がっているから、茶農家がやる気を失くしているんだ。大型化して量を増やさないと採算が合わない。しかし大型化すると鹿児島に負ける。つまるところ牧之原は大型化にするか農園を放棄してしまうかどちらかになっています。農家も採算が合わなければ辞めてしまうんだ。昔は良いお茶は農協で売れたんですけれど、今は大口でしか買い取ってくれないから量を増やすしかないんです。」

—「豊好園や松島園のように作った端からどんどん売れていくような茶農家もあれば、採算も合わずに辞めていく農家もあるみたいですね。なんだか茶農園も二極化していくようにおもいます。もうこのままいくと市場には良いお茶が流通しなくなりつつあるという話は聞きました。良いお茶は量も少なくなってしまっているから、出回ることも無くなりつつあると。」

つちや農園「そうかもしれないね。それに、今軽く出されるようなお茶に良いお茶はないと思う。皆利益の出やすい「てん茶」を作る方に流れていく。作られる煎茶の量がどんどん減っているんだ。手摘みでとれるお茶の量なんてたかが知れている。しかし、旨味が違う。それに茶は植えてから早くて2年。普通は3年以上かけて栽培するものなんだ。」

—「3年以上!?そんなにかかるものなんですか!そんな貴重な茶葉。ここで買う事って出来るのですか?」

つちや農園「どうぞ、ありますよ。よろしければこちらをひとつ差し上げましょう。とても珍しい貴重な茶葉です。」

棚に並んでいる川根茶の数々。

2袋購入、希少品種を一袋サービスしていただいた。

—「ありがとうございます。」

今日は若い衆が町のイベントで出払っていますが、普段はおりますので、よろしければまたお越しください。それとよろしければ森内茶農園にも行ってみると良いですよ。ここもとても熱心にお茶の普及活動をされています。」


普段は若い方々がいるようですが、今回は静岡のイベントに行っているようで代わりにご年配の方々が丁寧に接してくれました。初対面の私に対してもとても物腰柔らかく丁寧に接してくれました。道のりは大変ですが、「高畑園」園主・高畑裕さんに「あれこそ川根だ」と言わせるほどの茶農家を訪れてみてはいかがでしょうか。

以上、編集長による「つちや農園」のレポートでした。

以下に道のりを書いておきます。

車で一時間近く狭く曲がりうねった山道を登り続けます。


一見すると普通の道に見えるかもしれませんが。 途中では15°の傾斜がついていることもあります。

どう見ても一車線の幅しかない道もあります。

明らかにこの辺りから空気の質が澄んでいくのを感じます。

店の情報

住所 〒428-0312静岡県榛原郡川根本町水川972
ホームページ http://www.tsuchiya-nouen.com/
電話番号 0547-56-0752
電子マネー・カード決済
営業時間 問い合わせください
定休日 不定休
駐車場
アクセス 言葉では説明できません。

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